本当に美味しい白湯、飲んでみて!アーユルヴェーダで伝えられる”10分白湯”の作り方

AYURVEDA
この記事は約7分で読めます。

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

この記事を<br>書いた人<br><a href="https://yogatokurashi.com/profile/" data-type="link" data-id="https://yogatokurashi.com/profile/">わたなべ</a>
この記事を
書いた人
わたなべ

白湯飲んでる?どうも、アーユルヴェーダの人わたなべです。

アーユルヴェーダに興味がある方、まず何から始めたらいいの?という方に、まず実践してほしいのが「白湯を飲むこと」なんです。

白湯って飲んでる?

健康のため、美容のために、白湯を飲んでいますか?

わたしは暑い時期は氷たっぷり、冷たい水をガブガブ飲むのが大好きだったので、白湯ってちょっと嫌でした。

結局、何が良いのかよくわからない方も多いのではないでしょうか。

アーユルヴェーダで勧められている”白湯”。アーユルヴェーダがある生活の第一歩として実践を勧められる、その理由をまとめました。

なぜアーユルヴェーダでは白湯を勧めている?

アーユルヴェーダ基本の考え方

まず、アーユルヴェーダという学問は「消化」を大切にしています。

アーユルヴェーダをもとにしたレシピでは消化器官に負担をかけないよう工夫されていたり、消化や排泄の具合をもとに健康状態を判断したりします。

白湯といえば朝のイメージがありますが、アーユルリゾートでは毎食前に白湯を飲むことをおすすめします。

※アーユルリゾート:一般社団法人ヨガセラピスト協会にてアーユルヴェーダを学んだセラピストのサロングループ。アーユルリゾートは南インドケララ州25名のドクターが属するRajah Ayurveda Hospital の日本支社を担っています。

わたなべがセラピストを務めるtenokokoro ayuresort (手の心アーユルリゾート)はこちら↓

理由①白湯を飲むのは、消化器官を準備するため

食事を始める前に「白湯を飲むこと」が勧められているのは、胃や腸などの消化器官を温めるためだとされています。

冷え切った消化器官のまま食事を始めることで、消化不良につながってしまう。さらに消化不良から様々な心身の不調につながると考えられているからです。

白湯で体の内側を温め、消化の準備がされている状態で食事を始めましょう。

理由②心身のバランスを整えるため

ここではエネルギーというワードが登場します。

難しく考えず、五大元素(空・風・火・水・地)のイメージを思い浮かべてください。 

アーユルヴェーダでは、私たちの心身は五大元素のエネルギーから影響を受けており、それらのバランスが健康につながっていると考えます。

そして、空=聴覚、風=触覚、火=視覚、水=味覚、土=嗅覚、というように「五感」と密接に連携しているとも言われるのです。

多くの人がエネルギーの観点に馴染みがないでしょう。当サイトはスピリチュアルな世界に導くことが目的ではありません。アーユルヴェーダ初心者の方にも心地良いセルフケアをお届けできるよう、なるべく専門用語を避けてお伝えします。

アーユルヴェーダでは、白湯は五大元素のエネルギーがバランスよく含まれた素晴らしい飲み物であると考えられています。

  • 火:火にかけて加熱する
  • 水:水を使う
  • 空&風:沸騰させることで空気を含ませる
  • 地:水に地エネルギーの要素が含まれる。土鍋や陶器といった土でできた道具を使うともっと良い◎

つまり、バランスの取れた、五感(聴/触/視/味/嗅覚)を満たす幸福度の高い飲み物だから、積極的に飲みましょうと勧められているのです。

作ってみよう!アーユルヴェーダ式 白湯のレシピ

アーユルヴェーダにおいて、体を温め、幸福感を味わう素晴らしい飲み物”白湯”。工夫するポイントはわずかです。簡単なので作ってみて!

レシピ

①鍋に水を入れる。
土鍋や土瓶など、「土」素材を使うと良いとされる。私は洗いやすいのでステンレス鍋を使っちゃってます^^

②火にかける。
直火が良いとされます。IHではだめ?というのは議論される部分ですが、筆者は気にしなくてOKだと思います。白湯にはメリットが多いので、直火が難しいからと飲むのを諦めてしまうのは勿体無いと思います。

③10分沸騰させる。
ぶくぶくと気泡が出ている状態を10分保ってください。残留塩素等が除去されるとされています。塩素の効果が薄まることを意味するので、沸騰させたものは腐敗しやすくなり保存には向きません。
※「水道水中のトリハロメタンの煮沸除去に関する研究(美作女子大学)」参照 https://core.ac.uk/download/pdf/228638272.pdf

④召し上がれ!
やけどに気をつけて、温かい白湯をいただいてください。このように作られた白湯はとてもまろやかで、口当たりが柔らかく、とても美味しいです!

※おまけ※筆者おすすめのレシピ本を載せておきます。アーユルヴェーダをもとにした野菜の美味しいレシピがたくさん!毎日の料理でとても助けられています。

まとめ

わたしは気にせず水道水も直接飲めるタイプです。それでも、わざわざこの白湯の作り方を実践するのは、ただ温めるだけよりもこの作り方をした白湯の方が美味しいと感じるからです。

今回は「エネルギー」の話も登場しました。馴染みがない方は違和感があったかもしれません。苦手な方はごめんなさい。

ただアーユルヴェーダを実践する上で大切なのは「やってみて感じること」なんです。どんな味を感じるか、実践してみたらどんな気持ちになったか。

ただ見た情報をやるだけではなく、やったことで起こる反応を観察し、味わうことが大切なんです。

やってみて美味しいと感じるか、やる価値があると感じるかどうか、試してみてくださいね!^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました