
スパイスを知れば料理の幅が広がります。
「自分の料理の味付けに飽きたな…」なんて人には、スパイスを料理の変化球として取り入れてみてほしい!
こちらのページでは、カレーなどの料理やお菓子作りはもちろん、コーヒーや紅茶に加えるのもオススメのスパイス「カルダモン」の魅力をまとめました。
※スパイスを使用する際、効能を求めて多量に摂取することは危険です。どのスパイスも料理にひと振りする程度にしましょう。アレルギーや疾患・不安を持つ方は必ず使用前にかかりつけ医にご相談ください。
基本情報

カルダモン(Cardamon)とは
カルダモンとは「ショウズク」という植物の種子のこと。ショウガ科の多年草(※数年続けて花を咲かせる植物)です。インドでは食欲不振の薬代わりとして活用されていたんだとか。さやに入ったものなら皮を剥がしてゴマ粒大の種子を使いましょう。使いやすいパウダータイプもオススメです。
どんな味・香りがする?
レモンのような酸味、シナモンのような甘さと渋み、それに加えてほのかにショウガのような辛さを持ちます。複雑な味わいが組み合わさっているスパイスです。香りは「芳香」という言葉がぴったり!甘く爽やかで上品、芳しい香りを放ちます。
スパイスの女王と呼ばれる
インドではその高貴な香りから芳香剤や香水のように使われ、スパイスの女王と呼ばれています。ちなみにスパイスの王様と呼ばれるのは「コショウ」。スパイシーなコショウと甘く芳しい香りのカルダモンが対になっているのですね。
カレーだけじゃない!多様な使い道を試して

お菓子・ドリンクのアレンジを楽しもう
クッキーやアイスクリームといったお菓子の味付けに使えば、ほろ苦さと酸味が足されてグッとおしゃれなアレンジに。コーヒーや紅茶にひと振りすれば、チャイのようにピリッとした爽やかなドリンクになりますよ。
アーユルヴェーダのオイル「ギー」と相性抜群
カルダモンはカレーの原料として知られます。肉にも魚にも合うのがカルダモンの面白いところ。バターを原料にしたオイル「ギー」との相性も良く、バターのコクにピリッとした爽やかさが加わって味わい深くなります。
カルダモン簡単レシピ
① 熱したフライパンにギー(なければバター)を溶かし、カルダモンパウダーをひと振りする。
②そこにロメインレタスを加え(一口大でも丸ごとでも良い)、しんなりするまで炒める。
たったこれだけ!バターレモン焼きに近い味付けです。カルダモンが酸味・渋み・甘みをプラスしてくれますよ。ちょっとおしゃれにしたいランチにおすすめです。
まとめ:カルダモンは身近なスパイス!毎日の食事に奥深さを
アーユルヴェーダの世界でカルダモンは、爽やかな香りから冷たい雰囲気を持つスパイスであるとされています。
しかし、それだけでなく、酸味とほのかに香るショウガのような辛味が、刺激を与えてくれるスパイスでもあるんです。
アーユルヴェーダ的に「カルダモン」を取り入れたいのは、こんなとき・・・
- 梅雨などじめっとした日、重だるい感じがするとき
- 気持ちがそわそわしているとき
- 生活に刺激が欲しいとき
- リフレッシュしたいとき
- 料理に「爽やかさ」を求めているとき
スパイスというと難しく思われがちですが、とくにカルダモンは人気が高くスーパーなどでも手に入りやすいスパイスです。初心者さんはパウダータイプを使ってくださいね。
料理に奥深さを出してくれる「カルダモン」。
毎日を今よりも少しだけ、軽やかに過ごす手助けにご活用ください^^
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