Netflixで配信されているドキュメンタリー『COOKED 人間は料理をする』。
タイム誌「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた著者の執筆本がドキュメンタリー番組としてNetflixで配信されています。
自然の科学によって生まれる料理の面白さ、キッチンに立ちたくなるワクワクがいっぱい!
まさに「料理」がテーマの冒険ドキュメンタリー。
Netflixの隠れた名ドキュメンタリー『COOKED 人間は料理する』って知ってる?
基本情報
『COOKED 人間は料理をする』は、動画配信サービスNetflixで配信されているドキュメンタリー番組です。原作者のマイケルポーランさんが食の歴史や文化的背景に縁のある地を巡り、料理の重要な要素である「火・水・空気・土」を深堀りします。
『COOKED 人間は料理をする』 出演:マイケル・ポーラン (Michael Pollan) 原作・監督:マイケル・ポーラン、アレックス・ギブニー(Alex Gibney) エピソード:全4話 年齢制限:13歳以上
原作者:マイケル・ポーラン (Michael Pollan)
『COOKED 人間は料理する』の著者マイケル・ポーラン(Micael Pollan)はフードジャーナリスト。食物の文化的側面を研究してきた教授であり、飲食産業や工場農業による食文化消失の危険性を訴えてきた、アメリカ食文化界の権威です。
現代人の食生活と農環境を追い、健康な食事とは何なのかを探求した彼の執筆本『雑食動物のジレンマ』も数々の賞を受けベストセラーとなりました。
気楽に楽しく「料理」を学ぶことができる理由3つ
① 4エピソードのみ
『COOKED 人間は料理する』は全4話。各エピソードの長さは約50分です。
料理の科学的な要素4つを各エピソードのテーマにしており、日本語吹き替えにも対応しています。
【エピソード】
第1話:火
第2話:水
第3話:空気
第4話:土
長々続くのは嫌だけど、内容が薄いのも嫌!・・・なんてワガママな私も大満足!情報量たっぷりでありながら話数が少ないのは、繰り返し見て学びたい人も嬉しいですね。
②料理のワクワクに引き込む著者のユーモア
「歴史」「文化」という難しそう?
・・・いえいえ!こちらのドキュメンタリーはさながら原作者であるマイケルさんのトークショー。ユーモア溢れるマイケルさんの解説を聞きながら食の歴史に触れていくので、小難しい雰囲気はありません。
淡々と、シンプルな言葉で解説を進めてくれるので、わかりやすくて面白い先生の授業を受けていた時の感じを思い出しました・・・!原作者のマイケルポーランさんは大学での教鞭をとっているとのこと。納得!先生の授業は人気なんだろうな。
③知ってるようで知らない、食文化を学べる
『COOKED 人間は料理をする』の主なテーマは、以下の4つ。
・料理とは何か
- ex )地域や時代による食文化の違い
・料理の歴史を作ってきた自然の科学
- ex )腐敗と発酵の違いとは?
・現代の生活に至るまで、どのように社会文化とともに料理が進化してきたのか
- ex )狩猟時代における火の存在がどのように料理を発展させたのか
・現代人はどのように食生活を選択していくべきか
- ex )食品における昔と今の製造工程の変化
例に挙げたのはほんの一部。世界のお料理に詳しいわよって方も、一度見てほしい!
なぜなら、考えを押し付けられるのではなく、マイケルさん自らいろんな食の専門家に会いに行き、さまざまな視点から見た「食」を学ばせてくれるから。
中でも、発酵食品のプロフェッショナルでもある修道女の方のお話は、現代の安全な食品製造までの道のりを想像させ、鳥肌ものでした!
まとめ:ひとり暮らしもファミリーも、家庭料理を楽しみたくなる!
『COOKED 人間は料理する』を見たあと、きっとキッチンに立ちたくなるはず。買い物は投票であり、自分ひとりもリアルタイムで食文化を作っている一員であることを改めて認識するでしょう。
家庭料理が好きな方も、これから料理を始める方も、食の世界の冒険ドキュメンタリーを楽しんでくださいね!
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