
娘と『すやすやタヌキがねていたら(内田麟太郎)』を読みました。眠気を誘う不思議な一冊!その魅力と感想をご紹介します。
タイトル:すやすやタヌキがねていたら 文:内田麟太郎 絵:渡辺有一 出版社:文研出版
魅力はその「癒しパワー」!
この絵本を読んだとき、子供のころに見た『日本昔ばなし』を思い出しました。昔懐かしさを感じる優しい画風が似ているからでしょうか。
タヌキ以外にも様々な動物が登場します。そのすやすや眠っている姿から眠気がうつってくる…!仰向けでドーンと寝ている姿や木陰で眠っている動物の姿にクスッとしてしまいました。子どもが寝ている愛らしい姿と重なって見えるかも。
表紙のイラストにきゅん♡プレゼントにもおすすめ
淡い黄色の背景、まるまるしたキャベツ、抱きつきながら眠るタヌキがかわいくて、思わずきゅん!「キャベツ畑に寝転んでいたら眠っちゃった」という設定自体とても愛らしいですよね。
表紙がかわいい絵本は、妊娠や出産のお祝いで喜ばれます。
「ねていたら、〜でしょう」のリズムが眠りへと誘う
作中「スヤスヤねていたら、〜でしょう」の形式で文章が繰り返されています。短い文章を繰り返すことで生まれるリズムが、だんだん読者の眠気を誘います。お昼寝や夜のねんねタイムの読み聞かせにぴったりです。
子どもの姿と重ねながら、ねんねルーティーン「絵本」の時間に読んでみて
思わず眠くなってしまうような、癒しの絵本『すやすやタヌキがねていたら』。
まあ、それでも、子どもは絵本で楽しくなってしまうことがよくありますけども・・・(笑)
ねんねのルーティン作りをしたい方におすすめの一冊です。
子どもを寝かしつけていると「はやく寝てくれ〜」と心から願うことが本当によくありますよね。寝かしつけをされている皆さん、お疲れ様です!
寝かしつけを終えたあと、お子さんの寝姿を見ながら、または思い出しながらもう一度この本を読んでみてください。
こんな体勢で寝るの!?って思ったり、
かわいい寝顔に癒されたり、怒ってしまったことを悔やんだり、しますよね。
どんどん成長していくお子さんの寝顔は、きっと毎日変わっていっているから、1秒で良いから、じっと見つめる習慣をつけると良いかも。
そんなことする余裕もないよって時は、寝かしつけの後に、おいしいお茶でも入れて一息つきましょう。
子どもはもちろん、子育てや仕事を頑張っている大人もいい夢を見て、元気に起きてくるといいなと、この本を読んで思いました^^
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